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総合防災サービス
発電機メンテナンス
非常時に確実に発電ができるように
防災用非常用自家発電機の負荷試験・メンテナンス
地震などの自然災害により停電が発生した際に、本来ならば起動しなければならない防災用非常用発電機が、点検・整備の未実施などによる機器不良で動かなかった、という事例の発生が報告されています。その時に、火災が発生していれば消火設備(スプリンクラー、消火栓ポンプ等)が作動せず、その施設の消火が出来ないだけでなく、周囲への延焼や人命にかかわる事態を引き起こす可能性もあります。
防災用非常用自家発電機は例外なく機器の定期点検が義務付けられており、6ヶ月毎に実施する機器点検、1年毎に実施する総合点検による適切な診断とメンテナンスを実施することで、運転に安全な状態を維持することができます。非常時に確実に発電ができるよう定期的な設備診断をご計画ください。
【負荷試験】
総合点検は発電機の連続運転性能を確認するためのもので、点検方法の一つに負荷試験があります(他は内部観察等)。
消防法により、発電機の定格出力の最低30%以上の負荷を一定時間与える負荷試験実施が推奨されており、負荷試験には、「実負荷試験」と「模擬負荷試験」の2種類があります。実負荷試験は非常用発電機とつながっている機器を実際に稼働して負荷をかける試験方法で、模擬負荷試験については以下の通りになります。

実施方法
停電させずに疑似的な負荷をかけて試験を実施します。発電機の性能を確認する最善の方法である負荷試験を実施することで、発電能力を確認・検証します。
【メンテナンス】
非常用予備発電機のオイルや冷却水などの消耗品は数年で本来期待される効果が失われます。
機器の正常な動作には、定期的なメンテナンス、計画的な設備更新が必要です。

1年ごとに確認が必要

メーカーが指定する推奨交換年内に
交換が必要
総務省消防庁_自家発電設備の点検改正に伴う
リーフレットより引用
非常用自家発電機が
安定して稼働できる
期待寿命は25年※です。
※非常用発電機の法定耐用年数は
「15年」となります。
設置している発電機が、
製造より「20年超」を目安に
「更新」をご計画されることを
推奨します。※一般的に製造20年を超える機器の補修部品は、入手困難(制御盤など)が顕著になってきます。
調査・お見積りは無料いつでもお気軽に
当協会にご相談ください。
