定期調査

電気設備の定期調査は、なぜ必要なのですか。

定期調査は、お客さまの電気設備が安全な状態になっているかどうかを調査するもので、電気事業法という法律によって定められています。国で定められた「電気設備の技術基準」に適合しているかどうかを調べるもので、漏電の有無の確認や分電盤の点検を行うとともに、電気設備を利用する上での不具合等についてお尋ねし、安全診断等を行うものです。

定期調査はどのようなことを行うのですか。

定期調査では次のようなことについて点検・調査を行います。

1.屋外における調査
屋外に露出して施設されている引込口配線、屋外配線等について、目視等により他物との離隔その他の施設状況についての確認を行います。

2.屋内における調査
(1) 分電盤における調査
 a. 外観調査
  目視等により破損や異臭その他の施設状況についての確認を行います。
 b. 絶縁状態の確認
  絶縁抵抗計又は漏れ電流計を用いて、主開閉器から負荷側の電路の絶縁状態の確認を行います。
 c. 開閉器の端子点検
  単相三線式の配線設備を有するお客さまにあっては、中性線が欠相することによる事故を防止するため、開閉器の端子部の 点検を行います。
(2) お客さまへの問診等
電気設備を利用する上での不具合等についてお尋ねし、安全診断等を行うとともに、電気安全パンフレット等を用いて、居室内での電気機械器具の安全確保のポイントなど電気の使用に伴う危険の発生を防止するための自己診断方法等についての説明を行います。また、お客さま施設の状況に応じた電気安全の助言を行い、お客さまの電気安全に係る意識の醸成を図ります。

定期調査の結果、不良などが見つかった場合はどうすればいいのでしょうか。

調査の結果、

1.良好であった場合は、「お客さま電気設備安全調査のお知らせ」によりお客さまに通知するとともに、その旨を説明し、了解を得て「定期調査結果良好通知シール」を分電盤などに貼りつけます。

2.不良が発見された場合には、不良内容とその危険性を説明し、改修されるよう依頼するとともに、「電気設備不良個所のお知らせ」の書面によりお客さまに通知します。

定期調査で、不良箇所の指摘を受けました。保安協会で改修工事はしていただけないのですか。

北陸電気保安協会では、法律に基づき、北陸電力株式会社(2020年4月1日からは分社化により「北陸電力送配電株式会社」)の委託を受けて、お客さまの電気設備の安全調査を行っています。
不良個所の改修は、「お客さま電気設備安全調査のお知らせ」により通知した内容については、お客さまにて改修していただくことが必要です。
しかしながら、不良個所には簡易な作業で改修できるものもあり、このような場合当協会では、お客さまへのサービスとして、点検・調査時に携行している材料・工具類で手直しできる範囲に限り、手直し工事を行っております。
それら以外の改修工事については、お知り合いの電気工事店等で改修していただきますようお願いします。お知り合いの電気工事店がない場合は、電気設備保守センターをご紹介いたします。

■電気設備保守センター
(富山県)
 富山支部  TEL 076-471-5600
 呉西支部  TEL 0766-21-1329
 南砺支部  TEL 0763-22-4163
 新川支部  TEL 0765-22-1140
(石川県)
 金沢事務所 TEL 076-269-7880
 加南事務所 TEL 0761-22-6244
 能登事務所 TEL 0767-53-0222
(福井県)
 福井支部  TEL 0776-22-2903

定期調査の事前案内(ハガキ送付)

訪問日時に関するお問い合わせ

事前案内ハガキの訪問期間が「1か月程度」とあるが、いつ来るのか

「電気設備の安全調査」の事前案内ハガキ」(調査実施前月の月末配布)に記載の「訪問期間」内にお伺いします。
調査員は、ハガキでご案内の地域のお客さまを、1軒1軒順次訪問して調査を行っております。大変申し訳ございませんが、調査員の訪問まで今しばらくお待ちください。
なお、訪問時にご不在の場合、再訪問のお知らせ(黄色チラシ)にて問合わせ先等をお知らせしますので、ご相談等がございましたら記載の担当者にご連絡ください。

調査は必ず受けなければならないのか

お客さまが安心して電気をご使用頂くために、法令に基づき北陸電力から委託を受けて、4年に一度行う大切な調査です。ぜひ、お受けください。(一部のお客さまは、毎年調査を実施しています。)
この調査は、お客様の承諾のもとに行う調査です。ご協力をお願いします。

不在の場合は、どうすればいいのか(家に居なければならないのか)

初回訪問時にご不在の場合は、再訪問のお知らせ「電気設備の「安全調査」のご案内」(黄色チラシ)にて、再訪問日やお問い合わせ先等をご案内します。
なお、再訪問時にもご不在の場合は、屋外の電気メーター付近にて漏電調査を行い、その調査結果を「お客さま電気設備安全調査のお知らせ」にてお知らせします。
また、調査の結果不良箇所が有った場合は、別途書面(「電気設備の不良箇所のお知らせ」)にて通知しますので、最寄りの電気工事店等にご依頼の上、不良箇所の改修をお願いします。

調査内容に関するお問い合わせ

家のどこを調査するのか(家の中に入るのか)

屋外のメーター付近と、屋内の分電盤における配線状況、漏電の有無を調べます。
なお、お客さまのご要望により、屋内における電気配線、器具や分電盤等に異常がないかを点検します。(事前案内ハガキに記載の「主な点検・調査内容」をご覧ください)

調査にかかる時間はどれくらいか

調査に必要な時間は、10分程度です。
(事前案内ハガキにも記載しています)

費用はかかるのか

この調査に関する費用を直接お客さまに請求することはありません。(事前案内ハガキにも記載しています)

調査では停電するのか

漏電の調査方法には、無停電での(漏れ電流)測定および停電による(絶縁抵抗)測定があります。
まず、無停電で(漏れ電流)測定を行い、規定値(1mA以下)を超える場合は、ご都合の良い時に停電して(絶縁抵抗)測定する必要があります。

別荘、空き家及びポンプ室等日常ご不在時の調査に関するお問い合わせ

別荘、空き家等の家にハガキが届いていたが、調査は必要なのか(立会いが必要なのか)

日常ご不在で電気を一定期間のみご使用又は屋内でのご使用が無い(ご契約の廃止)等の場合であっても、電柱の引込線から電気メーターまでの配線が常時送電状態となっていますので、安全のため漏電調査を行っています。調査へのご協力をお願いします。
なお、初回訪問がご不在で、再訪問時にもご不在の場合は、屋外の測定可能な場所(電気メーターや引込線等)にて漏電調査を行い、その調査結果を「お客さま電気設備安全調査のお知らせ」にてお知らせします。(電気メーター付近への立入りについてご了承願います。)
なお、調査の結果、不良箇所が有った場合は、別途書面(「電気設備の不良箇所のお知らせ」)にて通知しますので、最寄りの電気工事店等にご依頼のうえ、改修をお願いします。

竣工調査

竣工調査はどのように行われているのですか。

法律に基づき、お客さまが電気設備を新設または変更された場合、電気工事が適正に行われているかどうかを調査する必要があります。当協会では、北陸電力株式会社(2020年4月1日からは分社化により「北陸電力送配電株式会社」)から委託を受け、工事完了後に「電気設備の技術基準」に適合しているかどうかを確認するため竣工調査を行い、お客さまにその結果をお知らせしています。
なお、調査の結果不良個所が見つかった場合は、施工した電気工事店に通知し、改修を依頼します。

最近よくブレーカーが落ちるのですが、何か異常があるのでしょうか。

屋内の分電盤には、一般的に契約ブレーカー、漏電ブレーカー(漏電しゃ断器)、回路ブレーカーが組み込まれております。 どのブレーカーが落ちるのかによって異なります。

  • 契約ブレーカー(電力会社設備)の場合は、契約アンペアを越えて電気を使用された場合が考えられます。
  • 漏電ブレーカーの場合は、各回路のどこかで、漏電状態となっていることが考えられます。
  • 回路ブレーカーの場合は、その回路の電気の使用がブレーカー容量を越えている場合や、配線のショートなど故障している場合が考えられます。

このように、よく落ちるブレーカーの種類によって原因が異なりますので、一度、お知り合い又はお近くの電気工事店に点検していただくことをお薦めします。