1. Home
  2. 当協会について
  3. サステナビリティの取り組み

Company

サステナビリティの
取り組み

北陸電気保安協会は「100年後も持続する協会」を目指し、サステナビリティ委員会をはじめとする各種委員会の体制を整え、
サステナビリティに貢献する取り組みの進捗状況を定期的に確認し、迅速かつタイムリーな施策の実行に努めています。

1.人財育成の取り組み
(2022年度実施状況及び2023年度の取り組み)

人財育成本部を設置し、人財育成に関わる施策を一体的に統括することで、人的資本経営ならびに地域の電気に関わる人財の育成に積極的に取り組んでいます。
更にそれを推進するため、アカデミーの設立に向け準備を進めています。

(1)協会における人財確保・育成の取り組み

① 従業員の多様性確保

協会では、異なる考え方やアイディアを尊重しあい多様な人財が活躍できるよう取り組んでいます。
また、誰もがいきいきと活躍できる組織を目指し、女性の役職登用・活躍を推進しています。

【女性役職比率】

  • 2022年度実績:4.7%
  • 2023年度目標:7.0%

女性役職比率

② 人財の定着

従業員一人ひとりが能力を発揮し自らのキャリアを切り拓くため、従業員の成長度合いに合わせた階層別研修を実施しています。
また、若年層や経験者採用者の雇用定着を図るため、導入教育を着実に実施しつつ、役職者による指導・助言・効果的なコミュニケーション等のフォロー制度を整えています。

【新卒採用者の5年定着率】

  • 2022実績:91%
  • 2023年度目標:97%

新卒採用者5年定着率

③ 技術力の向上

現場技術力向上のため、充実した職能教育を実施しています。
また、第3種電気主任技術者資格取得に向けて、先輩職員や外部講師による勉強会の開催、集合模擬試験の実施、eラーニングの導入など、働きながら学習しやすい環境を整備し、合格者の増加に取り組んでいます。

【第3種電気主任技術者 合格者数(合格率)】

  • 2022年度実績:16人(上期:8.6%、下期:40.6%)
  • 2023年度目標:20人以上

第3種電気主任技術者合格者数

④ 組織の活性化

協会では、組織活性度調査を毎年実施しています。
従業員一人ひとりが「理念」や「ありたい姿」を理解・共有し、やりがいを感じながら意欲的に仕事に打ち込める組織風土づくりに取り組んでいます。役職者のマネジメント力向上、教育の充実、褒める文化の醸成により、協会と従業員が一体となって成長できるよう環境を整えています。

【組織活性度調査アンケート項目「協会でずっと働きたいと思う」】

  • 2022年度実績:53.3%
  • 2023年度目標:70.0%

組織活性度調査アンケート項目「協会でずっと働きたいと思う」

⑤ 働き方改革の推進

協会では、従業員が健康でいきいきと働ける風土づくりの一環として、労働時間を含む労働法の遵守徹底、労使協働で長時間労働の抑制やサービス残業の禁止等に取り組んでいます。
また、ワークライフバランスの実現を目指し、従業員の働き方改革を推進しています。その具体的施策として、フレックスタイム勤務制度導入、直行直帰や在宅勤務等の制度利用の拡大及び積極的な年次有給休暇の取得を促進しています。

【従業員の有給取得日数】

  • 2022年度実績:13.4日
  • 2023年度目標:15.0日

有給取得日数

お客さまと職員の満足度100%を掲げるロゴ

(2)地域の人財育成の取り組み

① 保安管理業務講習の実施

当協会は、保安管理業務講習実施者として、経済産業省より主任技術者制度の解釈及び運用(内規)の規定に基づく確認を受け、告示第249号に基づく保安管理業務講習を実施しています。2022年度は当初の計画通り、年3回の講習を実施しました。

保安管理業務講習

② 電気関係者向け研修

高圧・特別高圧需要家の電気技術者や設備担当者向けに、協会設備を使用した研修を実施しています。2022年度は、北陸管内の企業さまを対象に、高圧機器操作等の実技を含む研修を9回実施しました。
2023年度は、関係団体とも連携し、活動を拡大していきます。

企業の電気関係者向け研修

③ 高専・工業高校向け研修

北陸管内の高専、工業高校を対象に、協会設備の利用、講師派遣等による連携を実施しています。2022年度は各学校のニーズに合わせ、協会設備での実習、講師派遣、出前講座による連携を7校と実施しました。
2023年度は、各種教育関連機関との連携も検討していきます。

高専・工業高校向け研修

④ 県民カレッジとの連携講座の実施

県民カレッジとの連携により、電気に関連したテーマの講座を開講しています。2022年度は、「電気設備の維持・強化から考える経営力の強靭化」、「暮らしに活かせる電気の知識」といったテーマで、2講座を開きました。

県民カレッジでの授業

⑤ 親子電気安全教室

次世代への電気に関わる教育・啓発を目的として、親子電気安全教室を開催しています。2022年度はコロナ禍の影響もあり、開催は小矢部市での1回のみでしたが、今後は各地域での開催を検討していきます。

親子電気安全教室

当協会では、上記の地域の人財育成の取り組みを、地域社会貢献の一環としても位置づけ、積極的に推進しています。